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ねずみ類

 私たちの身の回りで問題となるねずみは、クマネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミの3種類です。近年は、都市部を中心にクマネズミによる被害が増加しており、警戒心の強さから粘着板での捕獲が難しく、さらに薬剤が効きにくいスーパーラットも出現しています。

 ねずみによる被害は、食害の他、感染症の媒介、食害、糞などの異物混入などが挙げられます。特に感染症の媒介者として、ペストやサルモネラ、レプトスピラ、E型肝炎、リケッチア、広東住血線虫など多くの病原体の宿主となっており、さらにはねずみに寄生するイエダニによる吸血被害も報告されています。

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