アメリカシロヒトリの特徴と生態

成虫体長…雄:約13o、前翅長:14〜15o
雌:約13o、前翅長:16oほど
体色…頭部や胸部、翅は白色で、前翅には多数の灰
黒点を生じます。
体形…触角は、雄は櫛歯状、雌は歯牙状
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幼虫体長…終齢で約30o
体色…1齢幼虫は頭部は黒色、胴部は淡黄色で、黒色
の小瘤起を持ちますが、成長するにしたがって
灰黒色を帯びます。終齢幼虫は、頭部は光沢の
ある黒色で、側線より背面は灰黒色、側面は淡黄色で不規則な斑紋が散在しています。
体形…細長い円筒形
卵は卵塊として葉の裏に300〜800個ほど産み付けられ、白色毛で覆われ舞ます。幼虫は4齢ほどまでは糸を張って集団で生活をし、その後は分散します。越冬は、樹幹の割れ目や樹皮の隙間に潜りこんで蛹化し行います。
年2化あるいは3化とされていますが、年平均気温が約12℃以上の地域(関東中南部以南)で年3化になると言われています。
アメリカシロヒトリの分布と発生場所
本州、四国、九州北部に分布しています。都市部に多く生息し、公園や街路樹、工場、学校、民家などの樹木を食害します。食性は広く、サクラやポプラ、プラタナス、ヤナギ、ツバキ、ミズキなど、加害植物は100種以上が知られています。
アメリカシロヒトリのサイクル図
アメリカシロヒトリの分布図


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アメリカシロヒトリの被害
ドクガなどのように、毒針毛を持っていないためヒトへの直接的な被害はありませんが、大発生すると樹木を丸坊主にすることがあります。特に、第2化の幼虫が現れる8〜9月に最も被害が大きくなります。
アメリカシロヒトリの駆除
駆除は早期に行うことが好ましく、孵化直後に集団で生活する時期に被害葉を見つけ出し、枝や葉を取り除き焼却しましょう。幼虫はクモの糸が絡んだような袋状の巣を作って集団で生活しており、また、葉の表皮部だけを残し食害するため葉が白く見え、これが発見のポイントになります。幼虫は6・8月頃に発生するので、この時期に確認し、対処してください。薬剤を用いて駆除する場合もこの時期が良いでしょう。被害が広範囲にわたってしまった時や駆除が難しい時は、専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。
