セグロアシナガバチ
生態と特徴
体長…21~26㎜
体色…黒色で黄褐色の斑紋がある
卵・蛹:乳白色
攻撃性がやや強く、少し巣に近づいただけですぐに威嚇してきます。いたずらで巣を揺らしたり突いたり刺激するといっせいに攻撃を仕掛けてくることもあります。 巣は扇状で大きいものでは、育房数は最大300~400房になりますが、一般的には200房未満です。
フタモンアシナガバチとともに平野部で最もよく見られる種で、冬季に入ると越冬のため民家の屋根裏や物置小屋などに数百匹以上が集団となって越冬するため、見つけて騒ぎとなりますが、攻撃性はありません。餌は樹木、草木、農作物のケムシや青虫などの昆虫を主食とする益虫です。