キイロスズメバチ
生態と特徴

体長…雌(女王バチ):25~28㎜
働きバチ:17~25㎜
雄:25㎜内外
体色…オレンジ色と黒色で、黄色の毛や斑紋が多い
卵・蛹:乳白色
幼虫の餌としては小型昆虫類であるハエ、アブやその他の昆虫類とクモなど何でも狩ります。また各種花、樹液、果物にもよく集まってきます。
分布と発生場所
本州、四国、九州の平地から低山地にかけて生息し、北海道では原名亜種のケブカスズメバチという生態の酷似した種が生息しています。他種と比べ、限られた地域に集中して発生する傾向がありますが、一般的には、木の枝や崖、土中、樹洞や雨風のかからない軒下、天井裏、床下など様々な場所に巣をつくります。
被害
攻撃性、威嚇性ともに強く、人や他の生物が巣に近づいただけで攻撃したり、飲み残したジュースの空き缶などにも飛んで来て被害にあうことがあるので注意が必要です。近年、コガタスズメバチと共に、都市部で多発し問題となっています。スズメバチによる被害としては本種が最も多いです。駆除・防除方法
様々なところに営巣するため、民家の付近に、巣を発見した場合は、早急に駆除する事をお勧めします。オオスズメバチ同様、危険をともなうことが多いため、専門業者に依頼されることをお勧めします。