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カラスの攻撃

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カラスの攻撃
6月中旬のある日、神社に行くと、やけにカラスが飛び回ったり、枝の上を歩いたりしているなぁと気になっていました。
しばらく子どもたちと遊んでいると、主人が「あのカラス、こどもがいるなぁ。怒ってる。」と言い出しました。
聞くと、カラスに何か手を出したらしく、カラスが怒ってしまったとのこと。
主人が移動を始めると、追いかけるように頭上すれすれを鳴きながら滑空していきます。カラスにとって主人は「敵」と認識されたようです。

今回はこちらから手を出したことにより攻撃されてしまいましたが、繁殖期は卵や雛を守ろうと、カラスが攻撃してくることがあります。
そこで今回は、カラスのご紹介です。


〔目次〕

1. カラスの特徴
  (生息環境食性繁殖

2. カラスは怖い!?人への攻撃
3. カラス対策


カラスの特徴


カラスはゴミ置き場を荒らしたり、時に人を襲うような動きをしたり、そして外見から「キライ!」「こわい!」と思っている人は多いのではないでしょうか?ここでカラスについて少し紹介させていただきます。

カラスの生息環境

今都市部で多くなっているハシブトガラスは意外にも森林性のカラスで、本来の生息地は森や林です。巣も森や林の木に作ります。一方、ハシボソガラスは草原などの開けた環境を好みます。

カラスの食性

雑食性で、動物性、植物性を問いませんが、植物性の餌を多く食べているというデータがあります。
また、貯食習性があり、食べ物を隠しておき、食べ物の少ない時期にそこから取り出して食べるというものです。餌は雨樋、植木鉢の中、室外機の裏などに隠します。実際に、筆者の家の窓に取り付けてある面格子に時々カラスが飛んできて、何かあるのかとよく見ると、格子の内側の僅かな隙間に肉を詰め込んでいたということがあります(下写真)。


面格子

面格子

面格子隙間

肉が詰められていた隙間

カラスの繁殖

東京では、3~4月に巣作り、4~5月に卵や雛を温める、5~6月に雛の世話、6~7月巣立ちとなります。巣立っても、しばらくは親の近くで暮らします。
巣は高い木に作るので、都会では街路樹、公園や神社などにある樹木などに作ります。また、ビル屋上や鉄塔の上のような人工物にも作ります。巣の大きさは50~80㎝ほどで、材料は木の枝がほとんどですが、針金ハンガー等も使用します。

カラスの巣

電柱にできたカラスの巣(イメージ)

カラスは怖い!?人への攻撃

人に対して攻撃をするのは、基本的に卵や雛を守るためです。
攻撃的になるポイントとしては、

 ・巣が低い位置にあり、人との距離が近い場合
 ・巣より高い位置に人が立つ場合(例えば、学校や高層ビルの敷地内にある樹木にある巣で、建物の屋上から見下ろす)
 ・家のベランダなどと巣の高さが同じ場合

などです。このような場合に、巣をじっと見たり、棒などで手出しをすると「危険な人物」と認識され、威嚇や攻撃に至ります。

攻撃の方法としては、背後から頭をかすめるように飛んできたり、蹴ったり、つかんだりといった行動をとります。

カラス対策

カラスはこちらが何もしなければ、威嚇や攻撃はまずしてきません。無関心なくらいがいいでしょう。
ただし、人への被害が出ている、生息数が多くて困っているなどの場合、捕獲して欲しいということがあります。
カラスの捕獲は、鳥獣保護管理法により都道府県知事の許可が必要になります。巣の撤去についても、卵や雛がいる場合も許可が必要です
当社では専門チームがおりますので、ご相談、駆除依頼を随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。



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