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アオムシコバチ

生態と特徴

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成虫体長…雌は約3㎜、雄は雌より小型
  体色…雌は黒色で藍色光沢があり、雄は全体青色の金属光沢が見られます

 本種はチョウ目を中心とする多くの昆虫の蛹に寄生します。特にモンシロチョウの重要天敵として知られています。成虫は、モンシロチョウやアゲハチョウの幼虫が蛹になる時に体内に卵を産みつけ、幼虫は蛹の中身を食べて成長後、羽化して出てきます。

分布と発生場所

 日本全土に分布します。 aomushikobachi_cycle.jpg

被害

 本種は農産物害虫の天敵として知られており、益虫として生物的防除に用いられた事例が報告されています。しかし、野菜などと共に屋内に持ち込まれ、食品の異物混入となることが考えられます。

駆除・防除方法

 屋内への侵入防止を図るため、窓の開閉管理や隙間処理を行ってください。屋内で発生しているものについては、エアゾールを噴霧して駆除するか、宿主となっている他の昆虫類の除去等を行ってください。

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