今年は台風が多い??~アシナガバチの巣作り~

アシナガバチの巣作り
みなさんは今年のゴールデンウィークはどう過ごされましたでしょうか?各地に旅行された方、家でゆっくり過ごされた方、仕事をされていた方、色々かと思います。
私は実家(千葉県内)に帰り、公園や海で遊んだり、近場の観光地に行ったりとのんびり過ごしました。
そんな中、実家の庭で子供と遊んでいると、ブラックベリーの木にアシナガバチが巣を作っているのを発見しました。

女王バチが1匹のみで、部屋数が10に満たないほどでした。
この巣が作られた場所は、短く刈り込まれた木のだいぶ下の方、地面から15㎝ほどの高さでした。
しかも巣は2箇所も。(実際の写真を撮り忘れてしまいました、すみません) こんなに低い場所、雨風が直に当たる場所に巣を作って大丈夫なのだろうか?
そして、今年は台風が多くなるのかなぁ・・・なんてことを思いました。
そう、「蜂が巣を低いところに作ると台風が多い年になる」ということわざがあるのです。
観天望気(かんてんぼうき)
みなさんは「観天望気(かんてんぼうき)」ってご存じでしょうか?観天望気という言葉は知らなくても、次に挙げることわざを聞いたことはありませんか?・ツバメが低く飛ぶと、雨が降る
・ネコが顔を洗うと、雨が降る
・アシナガバチが低い場所に巣を作ると台風が多い年になる
・夕焼けになると、次の日は晴れ
・古傷が痛むと雨が降る
天気予報も無い時代、人々は空の様子などの自然現象、動植物の様子、自分の体調などから天気を予想していました。これを「観天望気」と言います。地域ごとに見方はあり、絶対に当たるというわけではないですが、昔の人々は農作物を作ったり、漁をする際にこういった現象を参考にして暮らしていたわけです。
ハチ以外の生物に関する観天望気には他にこういうものがあります
・カマキリが秋に高い場所に産卵すると、その年は大雪になる
・ミミズが地上に這いだしたら雨が降る
・クモの巣に朝露がかかっていると晴れる
・カエルが鳴くと雨が降る
現代は精度の高い天気予報のおかげで、観天望気を知らない人たちも多いのではないかなと思います。
天気予報を見て傘を準備したり、農家さんはハウスに補強をしたり、仕事をされている方は早めの出発、帰宅をしたりと、生活に欠かせないものとなっています。
でもたまには空を見上げたり、生き物に目を向けてみてはいかがでしょうか?
と、ハチの話からだいぶそれてしまいましたが、2個のアシナガバチの巣はどうなったかというと・・・、かわいそうですが駆除させていただきました。
さて、今年は台風が多くなるのでしょうか?そして、スズメバチやアシナガバチの発生は多くなるのでしょうか?
当社にはすでにハチ駆除の依頼がきており、例年と比べ活動が早い傾向にあります。身近な場所でハチが巣作りを始めていたら、手を出さず、ぜひ当社にご連絡ください。
駆除は即日対応させていただいておりますので、駆除のご依頼の際は電話またはお問い合わせページにて、お気軽にご連絡ください!ご利用お待ちしております!!