ハチ駆除対応~6月その①~

ある日、当社お客様より電話があり、「ポンプ室においてハチが発生しています。黄色と黒のシマシマで細いハチ・・・」とのこと。
そのポンプ室は外と通じている場所ではないので、どこで発生しているのかとのこと。
「黄色と黒のシマシマ・・・」、もしかしてアシナガバチ?と思いつつ現場に急行しました。
到着すると既にハチは管理人のおじさんが処分しておりいませんでした。アシナガなら傘状の巣があるはず・・・・しかし、どこにもない。とりあえず様子を見てもらうことで、いったん引き揚げました。
翌日、また電話があり、「またハチが発生した!どうしたらいいか?」と。
そこで今回はハチの写真を送ってもらいました。
そして見てみると・・・「ドロバチ」でした。

ドロバチは、体長2㎝ほどの大きさのハチで、その名の通り泥を使って巣を作ります。
巣は建物の軒先に作るものもいますが、竹筒や中が空洞の枯れた植物の茎を利用するものもいます。
そういえばポンプ室には前年の夏に使っていたよしず(よしの茎で編んだすだれ)がたくさん保管してあったことを思い出しました。

よしず(イメージ)
お客様には「よしずの管に卵を産みつけ、餌としていも虫とかを運んで巣を作るハチがいて、今成虫になって出てきているのかもしれませんね」というような話をし、よしずを外に出してもらうことで対応いただくことになりました。そう話している最中にも、どんどん管から出てきていたようです。
今回はお客様がハチということでパニックになっておられましたが、ドロバチはそんなに攻撃性が高くないのでいじめなければ刺しませんとお伝えし、少し安心していただけたようです。
このようにスズメバチなどのように危険なハチでなくても、お気軽にご相談いただければと思います。
どうしても自分の手では駆除したくない方は、もちろん有料となりますが対応させていただきます。
