イエバエの特徴と生態

成虫体長…4〜9o
体色…灰褐色
幼虫体長…約10o
体色…乳白色
体形…円筒形
灰褐色で胸背には4本の黒縦線があります。家屋内に好んで侵入しますが、台所と居間に多く、夜間には主に天井で静止します。成虫はミルクや果汁のような糖分を好んで集まります。飛翔距離は、単体で1〜3q、集団で5〜6qの距離を飛びます。
イエバエの分布と発生場所
日本全国に分布し、各地の豚舎・鶏舎・牛舎などの糞・ゴミ処理場の食品系ゴミ、ビニールハウス内などの堆肥で発生します。
イエバエのサイクル図
イエバエの分布図


|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イエバエの被害
成虫は汚物にとまり、病原微生物を付着、摂取し運搬します。イエバエ類で特に問題となることは、腸管出血性大腸菌のO-157を媒介することです。また、今後も新たな感染症を媒介する潜在能力をもつ衛生上重要種として注目されています。この他、人体に迷入して引き起こすハエ症(ハエ幼虫症)もあります。
イエバエの駆除
成虫駆除にはエアゾール剤などを直接散布することで駆除できますが、ハエ採りリボンや電撃殺虫器などを併用することも有効です。発生源となる糞や堆肥などの管理を徹底して頂くとともに、発生源から飛翔させないよう密閉管理をすることが重要です。また、屋外からの侵入を防止するために出入口や窓には網戸やカーテンを取り付けることが有効です。
