コメノゴミムシダマシ
生態と特徴

成虫体長…12~18㎜
体色…無光沢、黒褐色~黒色。腹面側は赤みを帯びる
幼虫体長…30㎜以上
体色…光沢、茶褐色
体形…筒形
卵体長…楕円形
体色…乳白色
成虫は、初夏の6月から出現して、比較的乾燥した環境で産卵を始めます。幼虫は越冬期以外は発育を続け、翌年の夏になると蛹化します。通常は1年1世代ですが、条件によっては2年に及ぶ場合もあります。
分布と発生場所
本種は、世界共通種で特に温帯に広く分布し、日本でも港湾と内陸を問わず全国的に分布しています。特に、製粉・製麦・精米工場や倉庫に発生していることが多いです。