アシナガグモ
生態と特徴

成虫体長…雄:8~12㎜、雌:10~15mm
体色…背面、牙、肢は脳褐色、腹部は銀色の鱗で覆われる
背面・牙・肢は赤褐色で、胸板は黒色の縁があります。腹部が銀色の鱗で包まれ、背面には縦長の黒色模様があります。肢には棘があり、上顎は大きく前方に突出しています。雄は雌に比べて小型で、体色も淡く、明色なものとなります。5~10月頃出現し、昼間は一端の木枝に潜むことが多いため、極めて見つけにくくなります。詳しい生活史は不明ですが1年で1世代経過すると考えられています。
分布と発生場所
日本全土に分布します。都市部~山地まで広く生息し、人家・神社・寺院などの庭園の池の周囲・水田・水路・小川・河原などの水辺・林道・渓流沿いの樹草間に網を張ります。