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トビムシ(ヒメツチトビムシ)

生態と特徴

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成虫体長…3mm以下

 体は細長く、腹部は6節から成り、第4節の腹面には跳躍器があることから跳ぶことができます。しかし、一般に跳ぶのは敵に遭遇した時に行います。変態は行わず、脱皮を行うことで成長し、成熟後も脱皮を繰り返します。
 多くが雑食性で、落ち葉などの腐植物質や菌糸、バクテリア、花粉などを食します。日本の森林土壌の1㎡あたりに4万匹以上のトビムシが生息していると言われています。

分布と発生場所

 日本全国に分布し、土壌で生活しています。 tobimushi_cycle.jpg

被害

 屋内では、植木鉢や風呂場や流し周りなどの湿った箇所で大量発生し、不快感を与えることがあります。

駆除・防除方法

 生息しにくい環境をつくることが大事です。湿度の高い風呂場や流し周りなどは風通しをよくし、乾燥させるようにしましょう。また、土壌や腐敗植物質で発生しますので、床面に溜まった汚れや腐敗した植物、刈り取った雑草など発生源となるものを除去してください。その他、植木鉢などを屋内に持ち込まないようにしましょう。
 発生が多数見られ薬剤処理を行いたい場合は、市販のエアゾールタイプの殺虫剤で駆除が可能です。ただし、駆除後は発生源の除去を行い、再発生を防止しましょう。

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