ヤケヤスデ
生態と特徴

成虫体長…体長18~20mm、体幅約3mm
体色…暗褐色~明褐色
一見ムカデと似ていますが、脚の数が多く、短いので判断出来ます。体色は背面が暗褐色~明褐色で腹面・脚は黄色です。体型は細長く、成虫の体節は20節でそれぞれに溝線が1本ずつあります。また、特異な臭いを発し、外敵にあうと身をコイル状に丸める習性があります。繁殖期は5月と9月頃を中心に年2回あり、産卵数は150~300個前後です。
分布と発生場所
全国的に分布し、都市近郊や農村部に多く、山地ではあまりみられません。平地の田畑や公園、人家周辺に堆積された枯葉や落葉の下、さらにこれらが半腐食し湿った場所に群がり、腐植質や菌類を食物としています。